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ゆるゆる劇場~劇場版~復活もうすぐ

こんにちは。

河上の夫で取締役の奥田です。

公式ブログは初めてです(笑)

はじめまして。

カエパンから去年リリースして好評な

河上のライフワーク

『ゆるゆる劇場』の復刻シリーズ。

続きである

「ゆるゆる劇場〜劇場版〜」の

スマホ移植を

奥田が直接やっておりまして、

ここ数ヶ月、10年ぶりくらいに

商用のプログラムを書いています。

大学生時代に旧ゲームスタジオ社にて

修行でガラケーアプリのキャリア間移植の

バイトをやっていたのですが、

その時の感覚を思い出しましたw (その後大学を辞めてそのまま社員として入社しました)

ちなみに当時のGSは

遠藤雅伸さんや黒須一雄さんの考えで

企画をやるにもまずプログラムから、

という方針。

アート系の人以外は

基本的に全員プログラムを

やらされました。

移植もただの移植ではなく、

先輩方がキャリアの

フラグシップ端末向けに

詰めっ詰めに作ったアプリを

他キャリアとかのスペックの低い端末へ

アレンジ移植するという、

(昔で言うと、アーケードゲームを

ファミコンに移植するくらいの雰囲気かも)

それなりに難度の高いもので、

このプロセスで自分のゲームを作る

スキルが磨かれたと思っています。

さて、

ゆるゆるの話題に戻します。

前作の『ゆるゆるクラシック』は

開発を外部へお願いし、

こちらは元XNAのMonogameという

海外のインディーゲームで

比較的よく使われているものの、

日本ではマイナーなゲームエンジンで

移植されていました。

ただ、エンジンの特性で

我慢しないといけないことも多々あり、

今回は後々の拡張性や運用のやりやすさ

(特にマネタイズ回りの対応)

日本での対応のやりやすさを考慮して

Unityにしました。

(春に登壇した任天堂さんの

カンファレンスでは

Unityを結構ディスったんですがw)

とはいえ、、、

当初自分がUnityに慣れてないのと、

元がメインループに処理を全部書いて・・・

という作り方だった頃の作品なので

Unityとの相性はあんまり良くなく

(だから前作はMonogameだったのですが)

目処がつくまでめちゃくちゃ手こずり・・・

これまた劇場版の

ボリュームめちゃくちゃ多くて・・・

何度も泣きそうになりましたw

悪戦苦闘の末、

コードドリブンな作り方が可能で

軽快に動作し

ピクセルが綺麗に出る『FES』という

Unity用のフレームワークと出会い、

こちらを使いだして目処がつき

軌道に乗りました。

↓FES Retro Game Framework:

ゆるゆるを含む

旧ジーモード社全盛期のアプリは

河上をはじめ

プロデューサーの感性が

キレッキレだった上、

各開発社のゲーム職人たちが

しのぎを削って作っていたので

基本的に半端なく出来が良く。

『ゆるゆる劇場』は

シークスさんで作られていて、

『劇場版』が作られていた頃は

自分もMGS社から

(社名の変遷:ゲームスタジオ→MGS→ゲームスタジオ)

ジーモードへ出向に行き、

企画兼プログラムとして

『スケボーマン2』を作ってました。

(これはこれでマスター時、残りあと14バイトみたいな詰め込み方をした記憶があります)

青春ですねw

『劇場版』もまあ、

詰めっ詰めに、これでもか!って

いろんな仕掛けが入っていて、

ライバルだった会社さんの作ったものを

今になって中から覗く機会ができ、

向こうはこんなことしてたんだ!すげー!!

とか思いながら移植させていただきました。

プロデューサーとして河上が一番尖ってて、

青木先生もクリエイターとしての充実期で、

ネタをゲームに消化していた御魚さんも

年齢的にディレクターとして

脂の乗っていた時期と思われ、

この奇跡のトライアングルで

成り立ってるのが

「劇場版」シリーズだと思います。

いやぁ、1だけでも、

ボリューム多くてキツかった。。。

以降、「前作を超えるように」を標榜に

ネタを盛っていったということで

次作以降さらに

ネタのレベルが上がっていきます。

「クラシック」の発売から「劇場版1」まで

お待たせすることになってしまいましたが

今回、奥田が直接手掛けたことで

全体の作りが把握できたし

ファンの人たちから熱望されている

新作への道筋も見えて来ました。

(新作はもっと優秀なプログラマーさんへお願いするつもりですがw)

あと、続きの移植もペース上がると思います。

社長だった宮路武さんが

亡くなったのをきっかけに

当時のジーモード社は

無くなってしまいましたが、

エイリムの高橋さんをはじめ

宮路さんの薫陶を受けたOBの方々が

いろんなところで活躍されています。

カエパンは

少し遠回りしてしまいましたが、

負けないように頑張っていきますよ!

宮路武さんも『ゆるゆる劇場』シリーズを大好きだったそうです。

劇場版、もう、ほんの少しお待ちください!

「期待していただいて結構です」(←どんでん風)

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