フェアリーゴーンのお仕事の話
河上の夫で取締役の奥田です。
今回はアニメ「フェアリーゴーン」のBD/DVDに付いてくる
オマケゲーム「フリーアンダーバーライド」のお仕事のお話です。
近年、なるべく売れたらロイヤリティが入るタイプの
仕事しか受けないようにしていたのですが、
そんな贅沢ばかり言ってられる状態でもなくww
昨年、色んな失敗もあって、 正直、会社がお金的なところで困ってるときに(今も安心はできないのですがw) スロウカーブさんよりお声がけいただいて
東宝アニメーションさんからお受けしました。 10月からアニメの第二クールが始まり、 放映時にゲームをフィーチャーしたBD/DVDのTVCMがガンガン流れるもので ゲームの映像もなんかガンガン流れます。
って事で、、、
思いがけず
カエパン作品がテレビCMデビューしましたww
©FFS/FG,P
©FFS/FG,P
超短期間のプロジェクト(約1ヶ月半!)でしたが、 アニメのプロデューサーさんをはじめ 東宝さんやスロウカーブさんからの 変なパワーマネージメントもなく、
こちらも面白がりながらかなり一生懸命作って
とても誇れる仕事になったので
ガンガンCM流れても 「もう少し面白くできたんだけどなぁ」的な 後ろめたさが全くなく、 ちゃんと胸を張れる仕事をするってのは 改めて大事だなぁ〜と思った次第です。
受託の仕事あるあるで
自分たちの意志や努力とは無関係なところで
入れざるを得なかったコンセプトに関係ない仕様で
超クソゲーになったりとか本当にあるのですよ。
(それがガンガンプロモーションされた日には
ほんと記憶を消したくなりますw)
アニメの第1クールは
チャレンジングで硬派な内容に対して賛否両論で、 ネットで辛辣なレビューを目にしたりもしたのですが、 10月からはじまった第2クールは 第1クールで評判の悪かったポイントを修正されてきて
かなり評判も良いようです。
自分も第1クールの時から アニメの現場の方々の意気込みや熱量の高さを 垣間見る機会があったし、 すごい良かったなぁって思ってます。
みんな「フェアリーゴーン」見ようぜ!
無駄におっぱいがデカいとか 萌え萌えしたキャラとか出てこないし 背景設定が重厚で大人向けなんですよね。
ゲームに関しては
アニメの齋藤Pからのご要望もあり、
出オチ的に「エ●サイトバイク 」っぽい見た目だったりして
ニコ生で初お披露目された時の反応はこんな感じ。
↓↓↓↓
©FFS/FG,P
といってもゲーム性は結構違うし、
ぱっと手にとった人が不愉快な仕様を排除して
即死するような要素が無かったり
操作感も今風な感じです。
機会があったらぜひ遊んでみてください!!
ー追伸ー
CD-ROMに焼かれたディスクとしてのオマケのため
データ提出が全盛の中、
マスター提出はなんと、データを焼いたCD-Rでした。
(東宝さんより手配されたプレス工場行きのバイク便のお兄さんへ渡しました)
今後こんな機会はなかなか無いでしょうw